これからの道しるべ 障害福祉の現場で働く森本しおりのブログ

ADHD当事者が、障害福祉の仕事を通じて見つけた処世術を書きとめていきます。 ジャンル:発達障害、メンタルヘルスなどなど

過剰な化粧、写真加工ブームとあえてのすっぴんブーム

女性は何故化粧をしなくてはいけないのでしょうか?

 

先日、テレビを観ていたらすっぴんの女の子が接客してくれることで人気の「すっぴんカフェバー」が紹介されていました。

ナチュラリアというお店です。

すっぴんカフェバー Naturalia(ナチュラリア)札幌大通・渋谷区道玄坂・大阪日本橋

 

コンセプトとしては「派手な女の子が苦手」な人が「癒される」ためのカフェバーらしいですね。

女の子は原則、眉毛とリップ以外は「化粧禁止」です。テレビでは「ふつうの女の子の家に遊びに来たみたいで癒される」とコメントしていました。ちなみに、ホリエモンも最近、すっぴんアイドル「東京藍子町」のプロデュースをしています。

 

今は「すっぴんブーム」と言ってもいいように感じます。

私は、このブームの背景にある「過剰な化粧、加工の流れ」にもこの「すっぴんブーム」の不自然さにもちょっと不快感を覚えています。

 

すっぴんがもてはやされる背景には「素顔があまりにも見られなくなってきた」ことがあるように思えます。化粧品はますます改良されています。「整形メイク」なんていうのもある位です。

 

つけまつげもあり、二重テープ、カラコンも珍しくありません。

化粧は「ナチュラルな偽造」を追い求める人が多いと思います。どんどん進化して、カラコンも「バレないくらいナチュラルなもの」も出ています。つけまつげよりは「まつげエクステ」をした方がバレにくいでしょう。

 

化粧品が進化し、メイクテクニックが向上し、当たり前に「顔が変えられる」時代になりつつあるのかもしれません。

 

ITの普及も「顔を変える」ことを加速させていると思います。プリクラも「誰?」と思うくらい写真を補正することが可能です。携帯のアプリを使えば、詐欺レベルにまで顔を変えられます。インスタグラムの普及もこれに貢献していますね。写真の加工は今や、一般の人も当たり前にできるものになりました。

 

 

でも、これって少し怖いことだと思いませんか?

 

加工したものに慣れると、素顔を見ることが辛くなりますよね。

ずーっと化粧をしていて、自撮りを多くする人にとっては

「素顔=自分」ではないと思います。

「素顔+化粧+加工済み=自分」の認識ではないでしょうか。

 

 

ある男性ユーチューバ―が「素顔はキツイ。スノー越しにならデートできるから、ずっとスマホ観てればいいじゃん」と言っていました。

これ、けっこう本質的なコメントだと思います。加工後の顔しか許されなくなれば、365日、24時間化粧と加工が必要になります。画面越しでしか人と関われません。

 

だからこそ、あえての「すっぴん」が売りになるのではないでしょうか。

 

多分、私と同じように「本来の自分を変え過ぎてしまうことに対する不安を感じる人」が、すっぴんを支持するのだと思います。

 

でも、すっぴんブームが大きくなればきっと、「すっぴん戦略向けコスメ」が発達すると思います。今でも「すっぴんパウダー」とか「SUGAO」なんてブランドもありますから。もしくは整形とか。市場規模が大きければ、商品はそこを狙います。

 

なんか、世知辛いなぁ。

 

自分の顔は自分で見れない。

他者からは見えることの因果なのですかねぇ。

 

自分の顔って、他者評価のための道具なのですか?だから、化粧をしなくてはいけないのでしょうか?

 

めんどくさい。

その一言に尽きます。